今週末は多忙のため 釣行予定も入れておらず
自宅待機?のはずだった。
土曜日のスケジュールが空いたので,
さぁ どこへ行こうか‥と考えだしたのが金曜日の夕方。
潮が小さく,昼からは雨の予報。
この潮ではメバルは無理だろうし,
突如始まった鯛ラバのラッシュにも乗れそうにない。
巷では,花見が話題になっている。
花見‥といえば
「花見ガレイ」
11月に接岸し,ピークを迎えるカレイ釣りは
年明け 産卵とともに一服状態となり
水温が上昇し始め花見を迎えるころ 再び上向く。
かつては投げ釣り一筋 カレイ釣り師であったが,
今では すっかり方向転換。
2008年は 一度もカレイ釣りをすることなく終わってしまっていた。
潮も天気もカレイ釣りには最悪に近いが
何とか4,5枚くらいは釣れるんじゃないかと‥
夜 ウーロン茶で済ませた職場の歓迎会を抜け出し
自宅に帰って久々に使う投げ釣りセットをかき集める。
仕掛けは作り置きのもの。
とりあえず竿も8本あれば何とかなりそうだ。
14,5年前に通っていた鳴門のポイントは今では通用しそうにないので
レオンさん情報による ウチノ海の筏へ。
5:30 出船。
6:00 釣り開始。
初めて乗る筏なので,船頭さんとレオンさんからいただいた情報をもとに
釣れそうな方向に集中して投げる。
チョイ投げの竿に手ごたえあり。
20cmほどのキス。
ほどなく 別の竿にも魚のアタリ。
竿先を叩くので本命のカレイではなさそう。
40cmのハネでした。
モーニングサービスにカレイを期待するものの,
その後 魚からの反応がなくなる。
その代わり仕掛けを揚げるたびに掛かってくるのは
ヒトデ ヒトデ ヒトデ …
2本針仕掛けにダブルで掛かってくる。
前後左右 遠近 どこに投げても
ヒトデ ヒトデ ヒトデ …
海ケムシも次々と掛かってくる。
今日は夜明け前が満潮の潮止まり。
昼過ぎが底なので ずっと引き潮を釣るようになる。
カレイ釣りとしては非常に厳しい潮回りである。
朝イチの引き始めに釣れないと,
昼過ぎの満ち潮が流れるまでは期待できそうにない。
ヒトデと海ケムシの猛攻に耐えきれず
しばしお昼寝 Z Z Z Z Z …
昼前から予報通り雨が落ちてきた。
風も出てきて 濡れた体に寒さがこたえる。
何より本命からの魚信がないことが辛い。
午後からもヒトデ攻撃は収まらない。
5分おきに竿をあおってサビいてくるその間にも引っかかってくる。
2本針仕掛けにヒトデが3つ!4つ!!なんてことも。
ヒトデを釣っては外し 釣っては外しの繰り返し。
いつしか足元にはヒトデの山ができていた。
昼過ぎ 潮が止まったが,
その後 一向に流れ出す様子はない。
1時間 2時間と 止まったまま。
潮に敏感なカレイは口を使ってくれそうにない。
雨風に打たれ 寒い…
こんなことなら早々にあきらめて切り上げた方がよかったかも。
あきらめムードが漂う15:00過ぎ。
手にした竿にヒトデと違った反応が。
グングンと下へ下へ潜ろうとするこの手応えは まさしくカレイ。
釣り開始から9時間,ようやく本命30cmをキャッチ。
1枚釣るのに これだけ苦労するとは。
ヒトデ(100匹以上)の山の上に。
その後も潮が流れることはなく,ヒトデに遊ばれ続け
16:00 納竿。
10時間釣って 魚が掛かったのが3匹!!
エサも1度も取られることがなかった。
雨風の中 とんだ「花見カレイ」となってしまった。
それでも1枚釣れただけでもよしとせねば。
2009年のカレイがこの1枚で終わってしまいそうな予感…
本日の釣果 カレイ 30cm ハネ キス